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【9】みまもりあいプロジェクト

1 応募部門
C部門(認知症の人にやさしいまちづくりを推進するチームづくり)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
一般社団法人セーフティネットリンケージ

3 プロジェクト名
みまもりあいプロジェクト

4 解決したい課題
「2025年MCI含む認知症予測数=1300万人」「2016年認知症徘徊行方不明届出数=1.5万件」。徘徊一人歩きの問題は、個人情報の問題が壁となり社会問題化しており、現在の見守り体制も有効に機能していない。例えば、個人情報を守るために自治体等が仲介して対応にあたるため、「業務時間外」や「土日祝日」の対応ができていないことや、行政経由のメールによる捜索依頼は写真掲載されていないことで市民の協力が簡単に得にくいことや、一人歩き範囲は自治体の行政区間をまたぐため、広域の見守り連携がうまくできていないなどがあげられる。

5 プロジェクトの概要
私たちは、この課題を解決するために地域が持つ助け合いの心「互助」を「ICT技術」がサポートする発想で生まれた「捜索支援アプリと緊急連絡ステッカー」を使って、万一の際に地域で助け合える協力者を増やし、見守り合える街を育てる「みまもりあいプロジェクト」を開始。最大の特徴は、個人情報を保護した状態で家族が直接協力者に探索依頼ができ、発見した際、お互いの電話番号が非表示の状態でご家族と連絡が取り合えます(日本初の技術)。これにより地域が主体となって、見守り合える街を育てることが可能になります。アプリは協力者、ご家族ともに無料。ステッカーは有料で活用が可能。この「みまもりあいプロジェクト」を全国に広めていくための活動費用としてご支援頂きたい。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
私たちは、地域包括ケアシステムの本質は「優しい街作り」そのものであると考えます。認知症ケアの問題は、医療・介護の中で完結することはできず、社会全体で支えていく仕組みが必要です。私たちは個人情報が壁となり有効な解決策がない事案に対して「個人情報を保護した状態で地域の力で見守り合える「システム基盤」を自治体や地域に無償提供。これにより早期に「見守り合える街」を育てることが可能になります。

7 プロジェクト全体の予算
「みまもりあいプロジェクト」普及活動として年間500万円(主に交通費やDM制作・送付費)

8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
希望額:50万円
全国各地に「みまもりあいプロジェクト」をご説明して協力頂ける仲間を作っていくための活動費用(交通宿泊費・チラシ等制作想定)

9 実施スケジュール
7月から開始、年内までに10地域ほど「みまもりあいプロジェクト」の活動拠点と仲間を創出し、地域内にて見守り訓練実施と来年4月制度導入自治体3カ所を創出していくスケジュール

10 関連情報や参照URL
見守りシステムの詳細は、サイトにある動画をご覧ください。
http://mimamoriai.net/

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