【5】私たちだからこそできるまちづくり
1 応募部門
E部門(その他:認知症の人にやさしいまちづくりに資するプロジェクト)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
認知症と共に生きるまちづくり実行委員会
3 プロジェクト名
私たちだからこそできるまちづくり
4 解決したい課題
これまで近隣1市3町(和歌山県有田圏域)で官民合同の有志による認知症啓発活動を行ってきたが、その内容は、専門職としての視点が強くなっていたことが大きな反省点であった。本人や家族の想いを受け止めて、その想いを地域に伝えるために、本人を含む関係するすべての人が一体となり、「認知症を特別にしない」ための継続的な啓発に取り組む必要がある。
5 プロジェクトの概要
昨年度から近隣1市3町で取り組んでいる「本人ミーティング」で、本人や家族が地域に望むことは何か意見を聞いた。「以前と変わらない生活が送れる町であってほしい」という声が多くあがった。特別なことが必要なのではなく、さりげない普段からの付き合いの延長にある”思いやり” と ” 関わり” があればその望みは実現できると考え、そのことを地域に伝えていくために下記の事業を行う。
◎SNS、WEBページを活用した普及啓発活動
◎認とも2018~認知症と共に生きるまちづくりイベント~の開催
・医師による講演(本人ミーティングで本人・家族と交流する物忘れ外来担当医【家族の希望】)
・パネルディスカッション(講演した医師と本人・家族による)
・子どもたちの発表(認知症サポーター養成講座を受講した小学生の発表【家族の希望】)
・パネル展示(圏域内で行われている認知症啓発取組み事例の写真等)
・神輿づくり(『啓発=お祭り』と捉える本人の希望)
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
本人、家族が真に地域に求めるものは何であるかを伝えることができる。
本人や家族を含む私たちは、「認知症は特別なこと」と決めつけ、想いや生活に制限をかけていないだろうか。認知症と共に歩む本人、家族をはじめ多くの住民や専門職がつながり共に啓発活動を行うことで、「認知症は特別なことじゃない。今までどおりでいいんだ」という当たり前の概念が地域に植えつけられる。
7 プロジェクト全体の予算
30万円
8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
希望額:30万円
啓発イベント運営費:
・ イベント告知ポスター作成費 5万円
・ 啓発リーフレットの作成費 5万円
・ 会場費 5万円
・ 音響費 5万円
・ 講師謝金 2万円
・ イベント内模擬店材料費 3万円
・ 神輿等材料費、及び事務用品費 2万円
・ パネル展示物カラーコピー費 3万円
9 実施スケジュール
平成29年9月~随時 SNS、WEBページによる普及啓発
平成30年5月~随時 (本人、家族を含む)2018年度実行委員会開催・準備作業
平成30年9月22日 認とも2018~認知症と共に生きるまちづくりイベント~開催
10 関連情報や参照URL
認ともHP http://www002.upp.so-net.jp/nintomo/index.html
認ともFacebook 認ともArida~認知症と共に生きるまちづくり~
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