【3】認知症にやさしい図書館プロジェクト
1 応募部門
A部門(認知症の人自身による活動や発信)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
男性介護者の会(マスターズカフェ)
3 プロジェクト名
認知症にやさしい図書館プロジェクト
4 解決したい課題
①図書館内に「認知症に関する書籍や案内物」が点在しており、まとまりが無い。
②男性介護者の会からは「家族が認知症になった時、相談場所がわからず困った」「悩みを聞いてもらい、人と出会える場所が無い」という声がある。
③ある認知症当事者から「本好きで図書館に行くが、他にすることが無い」という声がある。
④文化センター内に遊休部屋があるも、担当市職員からは「活性化したいがなかなか継続できない」という声がある。
5 プロジェクトの概要
①認知症カフェ「マスターズカフェ」の開催
・認知症当事者を含む『男性介護者の会』が主体となって運営、企画を行い、定期的な認知症カフェを開催する。
・図書館、文化センター、市(生涯学習推進室)、認知症地域支援推進員、包括支援センター、社会福祉協議会、その他団体の協働により、当事者主体の活動を支援する。
・市内2ヶ所にある既存の認知症カフェと連携し、市全体として一体的な広報啓発活動を行う。
・認知症関連書籍や案内物を集約し、市民にとって分かりやすい普及啓発コーナーを設置する。
・文化センター内の遊休部屋を活用および同センター内の市民活動団体と協力し、相互の活動の発展・促進に寄与する。
・新規ボランティアの募集(仲間づくり)
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
①認知症当事者の生きがい活動の場として機能する。
②「図書館(行政機関)と市民団体が協働」という実績が創出され、新たな住民協働モデルが確立される。
③活動への協力団体が増えることで、認知症だけにとらわれない「地域共生型のカフェ」へ発展・普及につながる。
④平成30年9月のアルツハイマー月間に実施することで、10月のRUN伴にも連動し、当市における認知症支援の一大ムーブメントを巻き起こすことが出来る。
7 プロジェクト全体の予算
①カフェ用品 準備費(ポット、エプロン、冷蔵庫等) 14万円
②事務機器 購入費(パソコン、文房具等) 10万円
③広報誌、チラシ等作成費用 10万円
④会場使用料(水光熱費等) 5万円
⑤ボランティア活動保険 1万円
8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
40万円
※初期投資として活用。以降はカフェ売上金等で運営。
9 実施スケジュール
平成30年7月 男性介護者の会(認知症当事者含む)、図書館等の各関係機関が集まり、企画会議を開催
平成30年8月 広報、プロジェクト開催に向けた準備
平成30年9月 認知症にやさしい図書館プロジェクト 本番、週1回程度のカフェ実施
平成30年10月~ プロジェクトの振り返りおよび今後の活動について検討
10 関連情報や参照URL
認知症にやさしい図書館ガイドライン
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~donkai.saori.fw/a-lib/guide01.pdf
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