【1】地域で活躍!「オレンジ人材センター」
1 応募部門
B部門(認知症の人の雇用・働く場づくり)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
NPO法人播磨オレンジパートナー
3 プロジェクト名
地域で活躍!「オレンジ人材センター」
4 解決したい課題
認知症の診断がきっかけで仕事や社会とのつながりを失いかけていた方々が、出来ることを生かして地域の中で活躍し、それがご本人に生きる希望を与え、地域の認知症理解にもつながっているという事例が増えています。
しかし私たちの住む地域には、まだご本人の出来ることを地域のニーズにつなぐ「仕組み」がありません。両者をうまくマッチングさせ、ご本人の社会参加が継続していく仕組みづくりが必要だと考えています。
5 プロジェクトの概要
「オレンジ人材センター」は、高齢化で人手が不足している地域のニーズに対して、認知症のある方の得意なこと・出来ることをマッチングさせた「仕事」を創出します。ご本人が「仕事」を通じていきいきと暮らし、社会とつながり続けることを支援するとともに、認知症であることが「特別視」されない地域社会を目指します。
【プロジェクトの流れ】
1.他地域の事例等を参考にして運営方法を検討する。
2.認知症カフェなどで趣旨説明や事例紹介を行い、ご本人が社会参加をする意義や効果の理解を促す。
3.「仕事」をするご本人を募り、面談をしてご本人にあった「仕事」を検討、決定する。
4.ご本人の「仕事」に同行し、適切な支援のできるスタッフを養成する。
5.地域のニーズを把握したり、ご本人のできる「仕事」を地域に紹介したりして、依頼者を募る。
6.依頼のあった「仕事」について、担当のご本人とスタッフがチームとなって遂行する。
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
認知症であることが原因で、生きる希望を失っていた方、出来ることを奪われていた方、社会とのつながりを失いつつある方の持っている「可能性」について、ご本人自身にも、ご家族、地域の人々にも「気付き」を与えるとともに、認知症をマイナス要因としてあきらめたり、排除したりすることなく、認知症とともに生きていくための「知恵」を地域の中に育んていく。
7 プロジェクト全体の予算
チラシ作成費(概要、登録用紙、依頼用紙など)・・・6万円
スタッフ研修(会場費、講師謝金、文具、見学のための旅費など)・・・10万円
ボランティア保険料・・・37,500円(1,500円×25人)
同行スタッフ経費(交通費・食費など)・・・6万円(1件2,000円×30件)
ユニフォーム代(Tシャツ、エプロン、作業費など)・・・10万円(Tシャツ3,000円×25人、エプロン・作業着等5,000円×5着)
備品(ミシン、工具、台車、脚立など道具類)・・・15万円
消耗品費(文具等)・・・5,000円
8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
希望額:50万円 使途:全体の予算のうち、優先度の高い物から使用する。
9 実施スケジュール
6月・7月 ①事例研究・運営方法の決定 ②地域ニーズの把握
7月以降随時 ①趣旨説明会 ②ご本人の募集・面談 ③スタッフの募集・面談
8月 ①スタッフ研修の開催 ②地域へ広報・募集開始
9月以降 「仕事」開始 定期的に、全体会議、スタッフ会議を開催する。
10 関連情報や参照URL
facebookページ「播磨オレンジパートナー」
http://hop.harimap.info/
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