【E-03】かまくら認知症あんしんプロジェクト( be Orange2024 応募プロジェクト)
1 応募部門
E部門(その他:認知症の人にやさしいまちづくりに資するプロジェクト)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・一般社団法人かまくら認知症ネットワーク
3 プロジェクト名
・かまくら認知症あんしんプロジェクト
4 解決したい課題
当事者、家族、市民、専門職ともに、様々な状況に於いて、認知症の人への関わり方がわからず、困惑している状況が散見される。認知症の人の行方不明者数は2022年時点で全国で18,709人となり、年々増加している。高齢化の進んだ住宅地が多い鎌倉市に於いても認知症の人が増加し、市民、当事者、家族、専門職がそれぞれ困難に直面している。
5 プロジェクトの概要
1.認知症行方不明者の実態把握のための当事者、家族、支援者への調査研究事業
ケアマネジャーにアンケート方式で実施、分析は大学教員を含むチームで実施
2.市民のためのわかりやすい認知症地域講座の開催
町内会、地域の市民グループ、民生委員らを対象に年3回(30人×3回)実施
3.若年性認知症の当事者家族相談会の開催
若年性認知症の当事者家族の相談会を年2回実施
4.認知症のBPSDの理由と背景を探る勉強会の開催(年5回)
介護医療の専門職が直面するBPSDの対応事例を収集、改善のポイントをまとめる
5.認知症当事者が企画に参画する講演会及びシンポジウムの開催
認知症当事者が企画段階から参加し、当事者の生活の工夫などを紹介するほか、認知症 共生社会をどのように実現するか意見を交わす。定員160人(ハイブリッド開催)
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
認知症当事者、家族、市民や支援者(介護職、医療職)が、認知症の人の理解を深め、関わり方の基本を身につけることで、自分らしく安心して暮らせる地域づくりがこれまでに増して必要になっている。認知症当事者、家族、市民、支援者それぞれが感じている課題を分かり合い、重層的に取り組みながら課題解決を図りたい。民間団体の事業としては大がかりであるがプロジェクトの成果を地域を超えて発信できればその意義は大きい。
7 プロジェクト全体の予算
印刷製本費:53,000円 *チラシ、講座配布資料、アンケート調査、報告書作成
通信運搬費:50,000円 *封書110円100通、140円×200通、レターパック30通
講師等謝金:120,000円 *講演会講師、調査員謝礼金
交通費:8,000円 *駐車場料金等
IT調整費:33,000円 *ハイブリット開催調整費(外部委託費)
合計:264,000円
8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
希望額:250,000円
9 実施スケジュール
4~6月 プロジェクト意見交換、地域講座、BPSD勉強会、行方不明者アンケート検討
7~9月 若年性認知症相談会、BPSD勉強会、アンケート確定送付
10~12月 当事者講演会企画会議、地域講座、BPSD勉強会、当事者講演会チラシ送付、
1~3月 アンケート回収、BPSD勉強会、若年性認知症相談会
1月~3月 当事者講演会開催、アンケート分析、地域講座、BPSD勉強会、プロジェクト報告書作成
10 関連情報や参照URL
http://kamakuraninchishou.com/
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