【C-04】「チーム上京!」の継続したまちづくり( be Orange2024 応募プロジェクト)
1 応募部門
C部門(認知症の人にやさしいまちづくりを推進するチームづくり)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・チーム上京!
3 プロジェクト名
・「チーム上京!」の継続したまちづくり
4 解決したい課題
認知症の本人を中心として作られるチームオレンジの活動は、その本人が活動の中心ではなくなると、チーム自体の活動が縮小し、地域とのつながりも薄くなってしまうように思われる。しかし、本来、認知症にやさしいまちとは、活動の中心となる当事者がいなくとも、自分事として認知症の人を受け入れられる地域のはずである。チームオレンジの活動が一時的ではなく、その地域に根付き、継続していくための一つの方法を提案したい。
5 プロジェクトの概要
認知症の本人が車の免許を返納した後、使わなくなった自宅前の駐車スペースを近所の子供たちに開放するなど、これまで当事者本人を中心に地域との交流を「チーム上京(カミギョウ)!」として深めてきたが、本人の認知症以外の疾患が進行したこともあり、チームの中心となった活動がしにくくなってきていた。そこで、本人とともに活動を続けてきた家族が、趣味である編み物や特技のバルーンアートを通して仲間たちと活動を続け、地域のマルシェやイベントに出店する等、啓発活動を続けている。
もともとの本人の希望は、「みんなで仲良く」「みんな一緒に」「地域を盛り上げていく」ことであったが、家族とチームが活動している状況を、マルシェやイベント等に今度は本人が参加する側となり、活動を応援している。
チーム上京!の変化しながら継続している活動が、一時的な活動ではなく、その地域に根付く一つの方法として提案したい。
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
これまでたくさん作られてきているチームオレンジの活動は、本当にその地域に根付いたものとなっているのか?そのチームにいる認知症の人だけのチームではなく、そのチームと認知症の人の活動が、認知症にやさしいまちづくりにつながっているのか?
特に支援者に向けて、このプロジェクトが一考となることを期待したい。
7 プロジェクト全体の予算
地域のイベントに参加する予定 6回分✕15,000円
自主的取り組みの活動 2回分✕20,000円
調査、分析 10,000円
スタッフ活動費 10,000円
合計 150,000円
8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
希望額:150,000円
使途:2025年11月末までの「チーム上京!」として地域のイベントやマルシェ等への出店に関連した活動費や広報活動等に関連した費用、「チーム上京!」が自主的に実施する啓発等の活動費、活動地域に向けた調査・検証等の費用
9 実施スケジュール
〈参加活動〉
2025年11月末まで参加する地域のイベントやマルシェ等の出店回数:約6回
自主的に地域に呼びかけて実施する活動:約2回
〈調査・検証〉
2025年7~8月:活動地域での調査
2025年9~10月:調査結果の収集と検証、考察・まとめ、報告
10 関連情報や参照URL
Facebookページ;https://www.facebook.com/groups/teamkamigyo/
第5回「認知症とともに生きるまち大賞:https://npwo.or.jp/tomoniikirumachi/archive/60
上京区社協YouTubeチャンネル;https://www.bing.com/search?q=%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%B8%8A%E4%BA%AC&qs=n&form=QBRE&sp=-1&lq=0&pq=&sc=0-0&sk=&cvid=4D4D088C3D9B400D995A7D34137BAF22&ghsh=0&ghacc=0&ghpl=
西陣ネイバーフッド;https://24jin.jp/interviews/20220314
上京ふれあいネット「カミング」;https://www.kamigyo.net/public_html/event_report/report/20220519/
京都市長寿すこやかセンター;https://sukoyaka.hitomachi-kyoto.jp/anshin/ma_activity_content/team-kamigyo
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