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【E-01】音楽で思いをひとつに繋ぐプロジェクト( be Orange2023 応募プロジェクト)

1 応募部門
E部門(その他、認知症にやさしいまちづくりに資するプロジェクト)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・たまプラーザ・みまもりあいプロジェクト~やさしさのエネルギーチャージ~

3 プロジェクト名
・音楽で思いをひとつに繋ぐプロジェクト

4 解決したい課題
今や認知症は誰もがかかりうるものであるが、認知症に対する偏見的な情報が独り歩きして偏った知識の広まりで、必要以上に認知症を恐れてしまう風潮があるのは否めないのが現状。また、地域の関心度は、未だ非常に低く協力的ではない。講座等を開催しても自分には関係のない事、介護は家族がするもの等の意見が多く、認知症の理解を深め「地域で支えあう」という視点が欠けている。

5 プロジェクトの概要
認知症当事者や家族、医療・介護従事者、支援者等のごちゃ混ぜバンドが、全国の認知症当事者からのリクエスト曲をその方の思いを交えて演奏。メイン会場と全国のサテライト会場や自宅等をオンラインで結び、そこに参加した認知症のある人・ない人皆が「認知症があっても ええやん!」「皆で支えあったら ええねん!」という思いを1つに繋ぐライブを開催。メンバーは、各自で練習の他、月1~2回の合同練習で、音楽に親しんできた当事者自らが演奏や歌唱をするなど、認知症のあるなしに関係なく自分が得意とする事を発揮し、誰もが誰かのイネーブラー的な存在になるよう絆を深め本番に臨む。また、参加者も皆と思いを共有し楽しめる事で、「何か特別なことをしなくても出来ることで」と心理的ハードルを低くし、自地域だけでなく全国に「認知症の理解」や「地域で支えあう」事を広め、認知症のある方の社会参加の促進や意欲喚起を目指すライブである。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
音楽というツールを使って、ごちゃ混ぜバンドが、認知症のあるなしに関係なく、自らが得意とする事を発揮し、誰もが誰かのイネーブラー的な存在である姿、そこに参加している誰もが楽しんでいる姿を伝え、「地域で支えあう」事を具現化し、「特別なことをするのではない」という事を印象づけ、認知症のある方の社会参加への理解を促進することや、他の認知症のある方の社会参加の促進や意欲喚起を目指す。

7 プロジェクト全体の予算
400,000円

8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
希望額:250,000円
使用用途について
会場費:150,000円 バンド練習×12回、配信練習×1、リハーサル×1、本番×1
※備品使用料、著作権料・音響技術料・参加者交流会費含む
ライブ配信費:30,000円 配信技術
宣伝広告費:10,000円 チラシ・ポスターなど
人件費:60,000円 有償ボランティア料(交通費含む)

9 実施スケジュール
2023年10月~12月:リクエスト曲、演奏曲の選出。役割分担。演奏練習。
2023年1月~9月:各自自主練習の他、月1~2回のスタジオを借りての合同練習。
2023年7月~9月:サテライト会場、参加者の募集。
2023年9月下旬:ライブ開催

10 関連情報や参照URL

◆2023.09感想
【メンバー家族】
以前は得意だったピアノももう難しいと考えていた夫が、周りと音を合わせて弾けたことに驚きました。また、ライブ中、失語も感情のコントロールが出来なくなり、心の中を言葉には出来ない夫の目が潤んで心が動いている事を感じ嬉しかったです。オンライン参加の皆さんからのコメントに力を貰い、私も涙がでました。こちらのように沢山の人と一つになって共感できる場はなかなかないと感謝しています。

【ゲスト】
この様な機会に歌わせていただきありがとうございました。母の介護をしてきて辛いことが沢山ありました。そんな時にお声をかけていただき、周りに介護に携わる友人が誰もいなかった私に新しい視線をもたらしていただきました。仕事、育児に追われて1分1秒を切り貼りする毎日ですが、歌うことだけは私だけの時間で、絶対辞めないと励みにしていること。細くも長くやり続けたいです。これからもどうぞ宜しくお願いします。

【ゲスト】
去年は、オンライン参加でしたが、今年は絶対に会場でと思っていたので、参加出来て、とても嬉しかったです。練習の動画を送るなど、本番まで支えてくれたメンバーへの思いや、歌詞と重なる自分の思いが胸に込み上げてきました。会場では、認知症がある・なしに関係なく仲間の絆を肌で感じました。

【ゲスト】
このようなイベントでは、出演する方々に対して「認知症の誰々さん」という紹介をされる場面などをよく見てきました。でも、「3丁目バンド」では、その部分を強調することはしないので、認知症あるなし関係なく、一人の仲間として参加できる。これこそがあるべき姿だなと感じました。

※その他、参加者からの感想はHPに掲載しています。

HP: https://tamaplaza-mimamoriai.fc2.net/
Facebook:https://www.facebook.com/tamaplazamimamoriai
Twitter:https://twitter.com/tamaplaza_M_PJ

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