【学生連携-01】「やってみたい!」を応援する羊×農×建築( be Orange2023 応募プロジェクト)
1 応募部門
学生連携活動企画枠(学生と地域の団体が連携する認知症にやさしいまちづくりに関する企画)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・大嶋唯花/名城大学大学院 理工学研究科建築学専攻
3 プロジェクト名
・「やってみたい!」を応援する羊×農×建築
4 解決したい課題
「やってみたいけど一人ではできない。世代、性別、障がいなど様々な立場にとらわれてしまう。」という課題が認知症の方だけでなく、学生にもある。一人ではできないが、応援してくれる人と一緒ならできる。みんなで協力し、お互いの強みで補い、支え合いながらならできる。認知症の方と学生のやりたいことを掛け合わせ、一緒に取り組めるような仕組みをつくることにより、「やってみたい」を応援できる場づくりをする。
5 プロジェクトの概要
羊小屋づくりでの「建築」、好きな野菜をつくる「農業」、みんなで食べる「食」の3テーマでその課題を解決したい。
①今年度、学生が主に設計・施工をし、完成した羊小屋の第二弾となる羊小屋の設計・施工をする。学生が主体となり設計したものを、認知症当事者で元大工さんなどの方に協力していただきながら、完成させていく。施工は、学生と大工さんだけでなく、地域の方や認知症の方など、様々な人と協力してつくることにより、施工途中も交流と学びの場となる。
②羊をお迎えするのは草がよく生える夏の時期だけであるため、他の時期の土地の活用方法として、野菜や果物を育てる。大切に育てる責任感、農作物たちの成長過程を見る楽しさなどから多くの人からの愛着が湧く農園になる。
③育てた農作物をみんなで食べる、お裾分けする。育てた農作物をただ食べるだけではなく、地域の方へお裾分けをするためのお裾分け棚を作成する。
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
認知症当事者の方と一緒に設計・施工、農作物を育てることにより、学生にとっては遠い存在であった認知症への理解が深まる。また、お裾分け棚の作成により、地域の人との交流の場にもなり、より多くの人の拠点になり得る。拠点予定地の位置する山添村には、困っている耕作放棄地も多く、その活用例としても、村の方々に考えるきっかけを与える効果があると考える。
7 プロジェクト全体の予算
25万円
8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
希望額:25万円
使用用途について
○交通費:60,000円(主要メンバー学生、1日10,000円×6回)
○講師代:30,000円(1日5,000円×6回)
○羊レンタル代:18,000円(1ヶ月2頭6000円×3ヶ月分)
○木材代:100,000円(小屋:50,000円、柵:30,000円、棚:20,000円)
○農作物代:25,000円(苗・種20,000円、農具5,000円)
○広告宣伝代:2,000円(チラシ制作代・印刷代等)
○施工イベント時のお昼ご飯代:15,000円(2,500円×6回)
9 実施スケジュール
1月 リサーチ:羊小屋とお裾分け棚の初期案設計、育てる農作物の計画
2〜3月 設計:学生間では週に1回、設計の打ち合わせ会議をする。定期的に大工さんにも打ち合わせ会議に参加してもらいアドバイスをいただく。
4〜6月 施工:月に1、2回ほど施工イベントを開催する。
7〜9月 羊のお迎え、農作物を育てる
10〜6月 農作物を育てる、食べる、お裾分けをする
…羊のお迎えと農園は継続的に行っていく。
10 関連情報や参照URL
https://www.instagram.com/mou_mou_house/
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