C-2 まちへ出てみよう!認知症キッズサポーター
1 応募部門
C部門(認知症の人にやさしいまちづくりを推進するチームづくり)
2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
松栄グループ有限会社・NPO法人Ubdobe
3 プロジェクト名
まちへ出てみよう!認知症キッズサポーター
4 解決したい課題
認知症の行方不明者は年間1万人を超えています。実際に当グループホームから一人で外へ出て、帰り道がわからないところを発見された方もいます。そんな今だからこそ【認知症になっても安心して暮らせる地域を作っていきたい】とこのプロジェクトを企画しました。はじめは未来を担う子供たちを対象に、地域の皆様のご協力を頂きながら一緒に取り組んでいくことで、住民啓発につながり、少しずつ地域全体でのサポート体制につながればと考えています。
5 プロジェクトの概要
松栄グループの職員24人が町内のバリアフリーマップし、それをもとにスタンプラリーを作成する。
プロジェクト当日は、認知症についての講義の後、「グループホームから認知症の方がいなくなった」という設定で、実際に子供たちにまちへ出てもらいます。
スタンプラリーでヒントをもとに地域の商店、銀行などをまわりその目撃情報を収集しながら、認知症の方を探します。その途中、困っている人を助ける場面や、クイズを通して高齢者や認知症についての理解を深めていきます。認知症の方を探し当て、その方と一緒に当施設へ戻り、振り返りの場を持ちます。
修了後、賞状と缶バッジ型キーホルダー・町内のバリアフリーマップを渡します。
第1回目は児童館の子供を対象としていますが、今後は親子での参加、地域のサロン活動や他施設にもこのプロジェクトを開放し、継続的に実施をしていきたいと考えています。
6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
高齢者や認知症の方が困っている場面で、優しく声をかけたり、助けてあげる体験をすることで、自分にも何かできるという自信を持つとともに、普段の生活の中で今までは気づかなかった視点を身につけることができる。また、夏休みに行うことで、課題や夏休みの思い出として、学校に持っていき波及効果が期待できる。
開催案内を地域の方に認知症の実情を伝えながら配布することで、地域の方の意識も変わるのではないかと考える。
7 プロジェクト全体の予算
50万円
8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
広告費 5万円
商品製作費(賞状・缶バッジ型キーホルダー・バリアフリーマップ)45万円
9 実施スケジュール
6/23~ バリアフリーマップ作成に向けまちへ出る
6/27 ポスター完成
7/7 バリアフリーマップ 担当地区分提出期限
7/21 バリアフリーマップ完成
7/27 スタンプラリー完成、各職員担当・役割決定
7/28 キッズサポーター予行練習 実際にスタンプラリーを体験する
8/8 認知症キッズサポーター当日
10 関連情報や参照URL
http://nagayo-kousaikai.jp/