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【B-02】クリエイティブハウス“F”の挑戦

1 応募部門
B部門(認知症の人の雇用・働く場づくり)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
特定非営利活動法人 地域共生開発機構 ともつく

3 プロジェクト名
クリエイティブハウス“F”の挑戦

4 解決したい課題
社会とのつながりが希薄化し、世代間交流も乏しくなり、その上に認知症や障害、高齢化などが重層化することで、自分らしく生きることを諦めたり、受身的な生活を余儀なくされている方たちが居る。人はどの様な状況であっても「はたらく」ということで実社会と繋がり、自分らしさを取りもどす機会を得ることが可能である。私達は、そうした方たちの「自分らしさ」を取りもどす取組に地域や様々な世代を巻き込んで挑戦したい。

5 プロジェクトの概要
私達は、「はたらく」活動を実践するプラットフォームを構築する。そして、将来的には活動に取り組みたいと考える団体や個人と仕事をシェアできる仕組みづくりを行っていく。「はたらく」活動の中で行う仕事は、企業と連携し(現在いくつかの企業と連携中)、企業が取り組んでいる事業の一部を担うことや、外注したい作業の請負、認知症の人の思いを反映した企業の商品開発の意見交換などの協力を行う。

クリエイティブハウス“F”では、認知症の人を含む、多世代が集い、一緒に創造性を育みながら、地域を元気にする拠点として取り組んで行きたい。具体的には、アート・デザインとビジネスで集う関係性を創り出し、学生や企業と連携し、アートの視点を重視しながらものづくりを行い、販売する。ものづくりのアイディア出しや作業の一端を認知症の人が担う。そして、認知症の人や地域で暮らす高齢者などとともに、ものづくりを通した集い場の構築を行う。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
クリエイティブハウス“F”の実践は、常設の参加型アート・デザインスタジオを創造することである。それは、様々な世代・団体・組織との有機的な関係作りを行いつつ、新たなコミュニティビジネスを生み出すことである。これにより新しい考え方で、認知症の人を含む多様な人が、なんらかの役割を担いながら活動し、交流を行い、地域コミュニティーや地域経済の中で、その人らしく、前向きに暮らし続けることができる。

7 プロジェクト全体の予算
100万円

8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
希望額:50万円
使途: 活動実践の場(クリエイティブハウス“F”)である民家の改修費、コア人材となるクリエイティブ・プロデューサーの人件費、通信費、ホームページ運営費など

9 実施スケジュール
2020年
7月  オンライン研修会の開催
8月  活動実践の場である民家の改修見積もり・設計図(案)の作成
11月 オンライン研修会の開催(考え方の発信)
12月 民家内の荷物撤去
2021年
1月  民家改修
2月  クリエイティブ・プロデューサーの配置、オンライン研修会の開催
3月  事業開始 「クリエイティブハウス“F”始動!」

10 関連情報や参照URL

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